多摩丘陵発BORG鳥

空手の話2 (子供にお勧めw)

2016/08/14(日)の国際松濤館全国大会の続き。 動画を少し。

前回、 コンタクト派(極真派)と寸止め派(伝統空手)と最初に大きく2派にわかれる話をした。もう少し違う切り口で。

団体型_IGP9546

相対する2人の距離感の話。

沖縄発祥の歴史の中で、
2人の距離が近い、接近戦を得意とする①那覇手 と、
2人の距離が遠く、距離をとった間合いから相手の懐に飛び込む遠隔戦を得意とする②首里手 と呼ばれた派がある。
体の大きい人は俊敏性よりもパワーに勝り、接近戦で打ち合う方が得意。
体の小さい人は俊敏に、飛び込んでは離れ、また飛び込むという戦いが有利。
てな感じで、那覇には大きめな人が多かったんでしょう。
その流れで説明すると、

①那覇手 ⇒ 剛柔流   ⇒ コンタクト派
②首里手 ⇒ 松濤館流  ⇒ 伝統空手

こんなイメージを持つ。

_IGP9544

剛柔流は伝統空手の一派なので、ちょっと変な分類となっているが。
コンタクト派を始めたのは大山倍達氏。この人は松濤館流で空手を始めて、剛柔流へ行って、それから極真会を立ち上げた。
パワーが持ち味の人だったので、剛柔流の方が体に合い、それで飽き足らずフルコンタクトを始めた。
だから、コンタクト派は今でも接近戦で殴り合っているイメージが強いんだね。

接近戦だと、どうしても防御しきれず殴り合う。この痛さに耐える体つくり、精神力が重要になってくる。
遠隔戦だと、防御、攻撃の技術や間合いのつめ方や速さが大切かな。

ボクシングを見てもわかるように、最初は離れてフットワークよく動いていても最後は打ち合いになる。でそうなると接近戦、遠隔戦なんて関係なくなる、というか、接近戦だね。 これが実際なんだけど、
空手は一撃必殺!なので理論上、遠隔戦でも一撃で倒せたら打ち合いはなしでいい。

まぁ組手競技にかんする限り、接近、遠隔、どちらの技術も必要で練習すべきなのだが、

流派によって、重要とするところ、練習方法も全然違うということ。

最後に、あまたの流派、団体があるが、全空連(ぜんくうれん;全日本空手道連盟;JKF)がまとめる伝統空手について

伝統空手は、4大流派がメイン。
・松濤館流、(しょうとうかん)・・・全体ではこれがメインストリーム。
・剛柔流、 (ごうじゅう)  ・・・型はこちらの方が見栄えする。
・糸東流、 (しとう)    ・・・関西ではこちらが主流派。
・和道流、 (わどう)

女子型2位 りえちゃん

加納治五郎が、あまたある柔らの術を、講道館流を柱に柔道としてまとめ広めたように、

空手は、船越義珍(ふなごしぎちん)が沖縄から本土に空手を持ち込んだ。
氏の流派が松濤館流と言われ、日本空手協会(JKA)へ継がれてきたのでこの松濤館流が最大派閥。(私の所属する国際松濤館は、JKAから分派したもの。)
オリンピックは全空連中心にこのラインを軸に進むのかなぁ?。
船越義珍翁は”空手に先手なし” と言った。
組手で 後の先(ごのせん) や 待の先(たいのせん)の意識が強くなると、カウンター狙いのパターンが増え、見る楽しみは減るかな。 先の先(せんのせん)でズバ~と攻めて一瞬にして圧倒的に勝つ選手が見たいねw。

 

そうそう、空手は組手だけではないし、型の面白さは何とか一般に伝えられるようにしたいなぁ。

女子型 優勝

武道精神はあいさつやけじめ礼儀のピリッとしたところに重きがあったりする。
そこが、親が子供に習わせたい主な要素だったりするよね!
さらに、護身術、生きるすべ?としては、第一に逃げるが勝ち、もめ事に巻き込まれないが最上ということになる。

松濤館流の道場訓を掲げときまする。

一、人格完成に努むること
一、誠の道を守ること
一、努力の精神を養うこと
一、礼儀を重んずること
一、血気の勇を戒むること


先生にも大きく左右されるが、 コンタクトを主眼としない我が流派は、
怖くなく、痛くもなく、体幹が鍛えられたきれいな姿勢の体の動かし方が身につき、
武道の礼儀作法もしっかり身につく、子供に一押しの空手だと思うな(笑)。

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