2016/08/14(日)

8/13~8/14 今年も所属する国際松濤館の全国大会へ応援見学に行ってきた。

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空手は、次回の 東京オリンピック正式種目に決まりこれからの4年間で盛上げていくところ。
何かメッセージあるかなと変化を期待したが、寸分違わず例年通りですこし残念な思いがした。

国内一般の空手へのイメージと違い、海外だと一般の評価も高く、また競技している人も予想を超えてはるかに多くびっくりする。 ビジネス面でも経営者層の武道精神への理解や興味も想像以上で、取りあえず黒帯取っといて良かった!と感じたことしばしば。
型があるので、披露して! と言われた時に道着さえあればすんなりアピール可能。
相手の態度がガラッと変わること請け合いだw。
私の中では、子供に習わせておきたい日本の心No.1だ(笑)。

自分達シニアの部のおじさん達_IGP9439

オリンピックに関しては、
韓国にテコンドーを先に競技化されてしまったので微妙な感はある。
組手競技は酷似しているから。 傍目ではテコンドーの方が足技が多い?くらいの違いのみに見える。

 

シニアの部等は防具、拳サポを付けている。メインの一般男子は素手た。_IGP9456

空手競技は8種目の決定となっており、
が男女それぞれで2種目。 組手が男女それぞれ3階級で6種目。
今後、一般にもわかりやすい競技内容と、
武道としての凛とした空気感を出せて差別化できるよう細心の詰めをしてほしい!

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ついでに、空手ってどういうもの? を私の理解の中で簡単に。

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①まず、組手 と 型 がある。

格闘技なので、相手と戦う組手はわかりやすいが、これは一対一
争い事では常に相手が一人とは限らず、八方の敵に対処する訓練の考え方が型だ。
前後左右斜め、八方からの攻めに対して受けたり反撃したりを想定して作られている。
まぁ一人で演武するんだけどね。

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反復訓練で身についていると、とっさの時に無心でかってに体が動くはずとして、各流派に
それぞれ違った場面を想定した数種類のが伝承されている。
それを、第三者が見栄えで優劣を判断する。 まぁ、ダンスや体操競技に通じるものがあるね。

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②組手について言うと、 コンタクト派 と 寸止め派 がある。

そもそも、武器を奪われた琉球の人達が、武器を持つ外敵に徒手空拳で戦う術だったので、一撃必殺で急所を狙う必要があった歴史に始まっている。
本気で急所を狙った戦いは危険なので、その一歩手前で止める。すなわち寸止め(寸極め)で稽古したものをスポーツ化した。
これが今も主流の伝統空手(寸止め空手)。

一方、寸止めだと、本当に急所を突いたのか届いていないのかよくわからず、審判がいても勝ち負けに不満が残る。 なのでやっぱり殴り合って、痛かったり、倒れたりして勝敗を決めたいと、大山倍達(おおやま ますたつ)氏が伝統空手から飛び出して 新たに始めたのが コンタクト派空手。極真会とその分派の流れだ。

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大山さんは、プロレスやK-1等のように、興業としてのビジネスの才に長けていたので、何故か日本では
空手 ≒ 極真会(コンタクト派)  のイメージの方が一般に広まってしまった感がある。

分派の経緯からもわかるが、コンタクト派は型を重視していなくて、ほとんどやらない。組手のみの感じ。

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まぁ、寸止めと言ってもやっぱり当たるし痛いし、試合でポイントをなるだけ取ってもらいたいと、つい強めに当ててしまうのが人の常w。
競技として大きく違い区別できるのは、 コンタクト派は倒した方が勝ちで倒れた方が負けとなる(これが普通で分かりやすい)が、 寸止め派は倒した方が反則負けとなり、倒れた方が勝ちとなる。
この理論で、どのくらい殴ろうとするか、なるべく当てないようにするかの違いが理解できるよね!

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やってみると気付くのが、素手とグローブの違いのすさまじいこと。 殴り合いのスポーツ、ボクシングが大きなグローブを付けている理由が初めてわかる。 素手だとちょっと触ったくらいでもすごく痛い。危ない。
空手では拳サポータ(けんさぽ)というけれど、これのあるなし、大きさの大小によって、また防具のあるなしによって競技の色合いを大きく変えられるよね。

 

左から金澤伸明館長、真ん中、村上首席師範(審判長) その間後ろに座っているのが金澤弘和宗家_IGP9538

今でも、公の競技?としての主流は寸止め派で、取りまとめているのが『全日本空手道連盟』(全空連 ぜんくうれん)。 国体等はこちらがやっている。

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とはいえ、競技者人口はコンタクト派も十分多く市民権も得ているwので、オリンピックでは両者が協力して競技を決めなさいとなっている。 上手に分かりやすい競技にしてほしいね!

バスケットやテコンドーのように、取り纏め団体が分裂して見苦しい状態になるのは避けたいよね~。

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200mmのコ・ボーグ36EDにクローズアップレンズ(×0.7)を入れて140mm位にしても少し画角が大き過ぎた。なるべく遠くの客席から撮影 となった。 単焦点レンズの70mm や、50,35mmクラスがほしいなぁ・・・・・。

BORG36ED+スリムフラットナー1.1× + Canon Close-up lens 250D + K-5ⅡS (約230)